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第8回アジアスポーツ医学会学術大会

除細動器 心肺停止ランナーを救った
〜昨年7月に解禁され初〜

資料提供:夕刊讀賣新聞 2005/03/15

 2月20日に大阪府で開かれた第12回泉州国際市民マラソンで、 レース中に倒れて心肺停止になった同府内の無職男性(70)が、 自動体外式除細動器(AED)による心臓への電気ショックで命を取り留めていたことがわかった。 マラソン大会でランナーをAEDで救命できたのは国内で初めて。

 事務局によると、男性は午前11時に堺市のスタート地点を出発してから1キロ先で突然、倒れた。 後ろを走っていたランナーのうち、大阪市消防局の救急救命士(41)、熊取町消防本部の救急救命士(34)、 府立泉州救命救急センターの男性医師(40)と女性看護師(31)の4人が駆け寄り、 協力して心臓マッサージと人工呼吸を始めた。

 さらに並走していた救護車からAEDを取り寄せ、 倒れて2〜3分後に電気ショックを施したところ、心拍と呼吸が戻り、堺市の病院へ救急車で運ばれた。

 AEDは、心停止から3分以内に使うと70%以上が助かるとされる。 昨年7月、日本でも一般人の使用が解禁され、空港やスポーツ施設、学校などへの配備が進みつつある。 操作が簡単で誤作動は極めて少なく、除細動が必要な状態でないと電気は流れないので、誤用や悪用の心配はない。

 男性はマラソン歴25年、フルマラソン出場60回を超すベテラン。 心筋梗塞とわかり、入院してリハビリを続けている。

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