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第8回アジアスポーツ医学会学術大会

救急医療が充実の競技会
除細動器備え東京で初開催

資料提供:日経メディカル6月号 2003/06/10

 マラソン中に選手が心室細動を起こした場合に備え、 心肺蘇生を現場で即座に行える救急医療態勢を整えた「東京シティロードレース2003」(主催:東京都など)が、 5月18日に都内で開かれた。 移植患者を含む約6000人の参加者が、日比谷公園から国立競技場までの10kmを競った。

 当日は救急専門医5人のほか看護師、救命救急士などから成る医療チームが、 除細動器などの救命器材をそろえてゴール地点など4ヵ所の固定救護所に待機、 また最終ランナーの後を移動救護車が随走し、選手の急変に備えた。招待選手で、シドニー五輪金メダリストの高橋尚子氏は、 「医師のサポートが充実していることを知れば、参加者は安心して走ることができる」と話す。

 参加者に心室細動が起こった場合、発症直後に除細動を行う必要があるが、 通常のスポーツ大会では医療器材の備えが不十分なことが多く、 救命活動は救急車の到着を待つしかないのが現状。昨年11月、 福知山マラソンおよび名古屋シティマラソンで相次いで死者が発生し、 対応が問題とされてきた。

 今回は、競技後の表彰式で、胸痛と上肢の虚血を訴える参加者が発生、 たまたま会場にいた医師がニトログリセリンや酸素の投与で対応した。 医師団代表を務めた国士舘大スポーツ医科学教授の田中秀治氏は「競技終了後1〜2時間は、 医師が待機する態勢が必要だろう」と話している。

 

 

 

この記事は東京シティロードレース2003の紹介です。

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