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安心してスポーツが出来る環境を提供する為に、
市民スポーツイベントに対して、スポーツドクターの
要請に対応できる体制を用意しています。
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第8回アジアスポーツ医学会学術大会

救護体制紹介及びSMAからの呼びかけ

スポーツメディカル協会
理事  櫻井 勝
(大会医療救護チームチーフドクター)

 皆さんこんにちは、私たちスポーツメディカル協会(SMA)は常にアスリートの安全と健康を守るために全力を尽くして参りました。こうした取り組みに各方面の方々より多くの賞賛と評価を頂いています。そして今年も昨年を遥かに凌ぐ充実体制で「第29回河口湖日刊スポーツマラソン」に望みます。今回は大会の企画段階から弊協会も参加させて頂き、ファンランから42.195kmのフルマラソンまで、安全に楽しく走って頂くためのサポート体制を工夫しております。

 私たちはアスリートの方々が安全に大会に臨める身体作りを提唱しています。その為に日本医師会健康スポーツ医、日本体育協会認定スポーツドクター、NATA公認スポーツトレーナー、管理栄養士等のスタッフにより、正しいトレーニングや食事、持病のある方などは特に体調管理等が大切ですので、こうした内容についてホームページを通して色々な情報を発信し、悩みを伺ったりしております。大会当日は他の大会では類を見ないほど多くの救護所をコース上で目にすると思います。これはアスリート自らが心肺機能の限界を迎える前に、自発的な休息スポットとしての意味も備えています。まずは事故が起こってからの対処より、事故の起きない大会作りが第一と考えているからです。

 マラソンでは競技中の突然死が大きな問題となっています。競技中に出現する心室細動は心臓の痙攣であり、事実上の心停止です。医学的には心停止に陥ってから、5分以内に除細動をしないと救命は難しいのです。しかしながら救急車の到着を待つことなく除細動が行われた例は殆どありません。スポーツ競技会での十分な救急医療サポートが極めて困難とされてきたためです。しかし、私たちSMAは違います。私たちは日本救急医学会認定医・指導医、日本循環器病学会専門医、救急看護認定看護師、救急救命士などからなる救急プロフェッショナル集団です。大会当日、コース上の複数の救護所や除細動器を背にした救急救命師がロードレーサーで待機し、コース上何処で倒れる者があっても3分以内に駆けつけ、5分以内に除細動を行うことを目標としたシステムを構築しています。更に地元の消防署とは密に連携をとり、適切な対応がとれる様に務めています。

 また、ランニング中の故障は心肺機能だけではありません。足首を痛めたり、膝を痛めたり、数では圧倒的に整形外科疾患が多いのです。その様なアスリートのニーズにお応えして我々では日本整形外科学会スポーツ認定医、日本体育協会認定スポーツドクター、NATA公認スポーツトレーナー、柔道整復師などの整形外科に関するスペシャリストを揃えています。テーピング等が必要な場合にも対応できる様にしています。

 マラソンは自分との戦いと言います。自分の限界を追求するストイックさがあります。それはそれで美しいことですが、自分の身体を壊しては意味がありません。大会終了後に元気な貴方がいて、それを迎えてくれる家族や仲間、待っていてくれる誰かがいて、その人たちに元気な笑顔を見せることが出来ることこそ42.195kmの勝利ではないでしょうか。私たちはそうしたアスリートの方々に「頑張って」ではなく、「マイペース」と静かな声援を送りたいと思っています。

私たちの実績
【アンチドーピングについて】
服部先生からスポーツ選手なら知っておきたいドーピング問題について紹介します。
【スポーツ栄養・メディスン】
3人の管理栄養士・看護師からのスポーツ事故の予防法、対処法などのアドバイス!
【日本のスポーツドクター】
現在の日本のスポーツドクターの構成や体制、スポーツトレーナーの役割など。
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